
韓国で、配達アプリで注文した直後にキャンセルする手口により、飲食店に約700万ウォン(約77万円)の損害を与えたアルバイトが、業務上横領および詐欺の疑いで告訴された。
韓国SBSの番組は先月末、この被害に遭った飲食店経営者の証言を伝えた。経営者は店内の防犯カメラを確認する中で、不審な行動に気付いたという。あるアルバイトが配達アプリを使って店に注文を入れた直後、それをキャンセルし、その後調理された料理を防犯カメラの死角へ運ぶ様子が映っていた。
経営者によると、通常は週に1回あるかないかの注文キャンセルが、そのアルバイトの勤務日には毎日のように1〜2回発生していた。しかも選ばれるメニューは5万〜7万ウォン(約5500円〜約7700円)台の高額なものに集中していたという。
このアルバイトは、キャンセル後に廃棄扱いとなる料理を持ち出し、自宅へ持ち帰っていたとされる。配達アプリの仕組みを悪用した形だ。経営者は被害総額が約700万ウォンに上ると主張している。
問題のアルバイトは2025年9月から2026年3月まで約6カ月間勤務し、週4日、1日3時間のシフトだった。経営者が常時店舗にいない状況を把握し、犯行に及んだとみられている。
経営者が問いただした際も、アルバイトは関与を否認したという。経営者は、当初は配達員の問題だと思っていたが、本人に確認しても自分に問題はないと否定されたと振り返る。
さらに、空腹でやったと言ってくれればまだ理解できたが、このような行為は初めてで裏切られた気持ちだと語った。
経営者はすでに当該アルバイトを解雇し、業務上横領および詐欺の疑いで告訴している。
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