客がアルバイト学生にチップを渡せば、それは店の所有なのでしょうか?――韓国のあるオンラインコミュニティに2日、こんな問いかけの投稿があった。
投稿者は飲食店の経営者。アルバイト学生がお客さんからチップをもらい、経営者が徴収した。すると、アルバイト学生がこの件をネット上に載せて、困ったことになったという。
経営者は「普段から、アルバイト学生には最低時給以上の給与を毎月きちんと与え、食事も用意してきた。チップが欲しいと正直に言えば良いのに。なぜ私に話さずに、ネットに載せるのかわからない」と怒った。アルバイト学生は「チップを経営者に取られた」と思い、仕事を辞めたという。
経営者は「店は別にチップを求めていない。チップをお客さんが渡す場合、提供する食べ物とサービスに満足したことへの対価だ。お店に対する暖かい心遣いだと思う」と解釈したうえ「チップを経営者が保管するのは正しい。ただ、客がアルバイトを個別に指名した場合、気持ちよくアルバイトに譲っただろう」と書いた。
だがネット上では「チップが経営者に奪われると知っていたなら、チップをあげなかったのではないか」「経営者が反省してください」「誠実なアルバイト学生を失ってしまった」などの批判が上がった。
(c)MONEYTODAY