2024 年 11月 25日 (月)
ホーム社会実際より重い表示「インチキ」計量器も…韓国“ぼったくり”市場を自治体が摘発

実際より重い表示「インチキ」計量器も…韓国“ぼったくり”市場を自治体が摘発

仁川蘇萊浦口(c)NEWSIS

韓国・仁川(インチョン)蘇萊浦口(ソレポグ)の魚市場で、ぼったくりと過度な客引き行為が問題となり、自治体が強力な措置に乗り出した。

ぼったくりと購買圧迫行為は、ユーチューブチャンネルの映像を通じて広く知られるようになった。映像には、ある商人が1㎏当たり4万ウォン(1ウォン=約0.11円)と書かれているヒラメの価格を5万ウォンだと偽って伝えたり、重さを量る際に実際に何㎏なのかをはっきり見せずにごまかしたりする場面が映っている。別の商人は「ズワイガニ2匹で37万8000ウォン、タラバガニは4.5㎏で54万ウォン」と案内していた。

こうした事態を受け、仁川市南洞区(インチョンシ・ナムドンク)は2月29日と3月2日の2回にわたり、蘇莱浦区一帯の不法商行為根絶に向け、関係部署と合同での集中点検を実施した。

点検の結果、不合格計量器9台に改善命令を下し、即席販売、製造、加工業、食品など取扱基準違反業者2カ所に対して過料処分した。

不合格となった計量器は、秤表示の数字が実際の重さよりも大きく、許容誤差60gを超えていた。また、塩辛とケジャンを販売する業者2カ所の事業主は、年1回の健康診断の受診と保健証の掲示を怠っていたため、過料20万ウォンの処分を受けた。

(c)MONEYTODAY

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