
韓国の大学生(20代女性)が米ニューヨークで移民・税関捜査局(ICE)に拘束されたことが判明した。韓国外務省は3日、この事案を把握し、大学生に対し必要な領事支援を提供していると明らかにした。
拘束された大学生は米インディアナ州のパデュー大学に在学しており、薬剤師を目指して学んでいた。2021年3月、聖公会の司祭である母親の宗教ビザ(R-1)に付随する同行家族ビザ(R-2)で渡米し、その後、学生ビザへの変更を進めていた。
米ニューヨークの地元メディア「デイリーニュース」によると、この大学生は7月31日、ビザの身分確認のためにニューヨークの移民裁判所に出頭。審理日が10月に延期された旨を伝えられたが、その直後に裁判所を出たところでICEにより拘束された。
現在、マンハッタンのICE連邦庁舎に収容されており、今後はイミグレーションの拘留施設へ移送される見通しだ。
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