
韓国天文研究院と米航空宇宙局(NASA)が共同開発した宇宙望遠鏡「スピアレックス(SPHERE AX)」の打ち上げが、通算7度目の延期となった。
韓国宇宙航空庁は9日、当初同日に予定されていたスピアレックスの打ち上げについて、追加の点検作業が必要となったため延期を決定したと発表した。
スピアレックスは当初、先月28日に米カリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から、スペースXの「ファルコン9」ロケットによって打ち上げられる予定だった。しかし、ファルコン9の離陸準備や発射場のスケジュール調整などの理由から、日程が度々延期されている。
宇宙航空庁関係者は「打ち上げ日時については、今後NASAの公式発表があり次第、改めて共有する」と説明した。
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