2024 年 11月 25日 (月)
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宇宙インターネットで「BTSのMV配信」

(写真提供=韓国航空宇宙研究院)©MONEYTODAY

韓国が最初の月軌道船(KPLO=Korean Lunar Pathfinder Orbiter)を8月1日に打ち上げる。成功すれば、韓国は世界7番目の「宇宙強国」に成長する。

月軌道船は年4400回、月を周回し、2030年の韓国月着陸船の候補地を探し出す。また、国産宇宙インターネット装備の性能試験のため、BTSのミュージックビデオを地球に伝送するなど、高難度の任務を果たす。

月探査を主導する韓国航空宇宙研究院は8日、韓国科学記者協会と開催した「科学メディアアカデミー」で、こうした内容を含む月軌道船開発状況と主要任務、活用計画などを説明した。

月軌道船は無人探査機で、月面から100キロの高度を飛行し、観測などの任務を遂行する。横1.82m、縦2.14m、高さ2.29mサイズの本体とともに▽高解像度カメラ▽広視野偏光カメラ▽磁場測定器▽ガンマ線分光器▽宇宙インターネット▽米航空宇宙局(NASA)のシャドーカム――で構成される。全体の重さは678キロだ。

同研究院は来月末までに準備を終え、7月初めごろ、月軌道船を貨物用飛行機に乗せて発射場の米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地に移送する。その後、米スペースX社のファルコン9ロケットに搭載される。打ち上げは8月1日午前8時35分(現地時間7月31日午後7時35分)予定。

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