
韓国の京畿道楊州市(キョンギド・ヤンジュシ)で、小学生の児童がスクールゾーン内で通学用の送迎車両にはねられるひき逃げ事件が発生した。
7月2日、下校中の児童が青信号で横断歩道を渡っていたところ、右折してきた通学用の車両がぶつかった。
現場は子ども保護区域(スクールゾーン)内で、車両側は速度を落として周囲に十分な注意を払う義務があった。
ところがドライブレコーダーの映像によると、通学用車両は減速せずに衝突。児童はその場に倒れ込んだ。運転者はいったん降車したが、救護や通報をせず、現場を離れた。
児童は自力で帰宅したが、その後全治2週間の診断を受けた。
保護者が事故を知ったのは後日のことで、通報を受けた警察は70代の運転手をひき逃げ(救護義務違反)容疑で立件。7月11日に取り調べを受け、検察に送致された。
ネット上では「通学車がスクールゾーンでこの対応?」「逃げたことが何より許せない」「高齢ドライバーの再教育が必要だ」といった批判の声が相次いでいる。
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