
育児をテーマに活動する韓国のユーチューバーが、自身の息子を膝に乗せたまま車を運転する様子をライブ配信していたことが明らかになった。9月29日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が伝えた。
それによると、ユーチューバーは息子を膝の上に座らせた状態で車を運転し、その模様を生中継した。映像では親子が一緒にシートベルトを着用し、子どもが運転中にハンドルへ手を伸ばす様子も捉えられていた。
配信のコメント欄には「危険すぎる、事故でも起きたらどうするのか」「子どもをエアバッグ代わりにしているのか」「今すぐチャイルドシートに座らせろ」といった非難の声が相次いだ。
それにもかかわらず、ユーチューバーは約8分間運転を続け、目的地に到着してから手を振って配信を終了した。
映像を確認した番組のパク・ジフン弁護士は「道路交通法上、運転者が乳幼児や動物を抱いて運転することは禁止されている。違反時には20万ウォン(約2万1000円)以下の過料が科される可能性がある」と指摘した。
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