
韓国のメッセンジャーアプリ「カカオトーク」が最新アップデートでショート動画機能(ショートフォーム)を追加したことに、子どもの視聴制限に苦心してきた保護者から強い不満が噴出している。
小学生の娘を持つ保護者は9月27日、SNSのスレッドに「カカオトークのショートフォームを遮断する方法はないのか」と投稿した。「これまでYouTubeショーツやリール、TikTokを見せないよう頑張ってきたのに、カカオトークのせいで努力が水の泡になった」というのだ。
ほかにも「今回のアップデートでショートフォーム追加が一番深刻な問題だ」「結局全てのアプリがインスタ化していくのか」といった否定的な声が相次いでいる。
また、その制限方法を巡っては「個人情報の流出につながるのではないか」という懸念も出ている。未成年者の保護措置を申請するには、家族関係証明書を発行し、住所や住民登録番号の一部を隠した上でカカオトーク側に提出する必要があるからだ。
会社員向け匿名掲示板「ブラインド」には、カカオ社内の開発者や企画担当者、デザイナーが今回の機能追加に反対していたという書き込みも登場。投稿者は「まだ退会者がいないので、このまま進めようという雰囲気だ」と内部事情を明かした。
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