
婚礼家具の準備で家同士がもめ、破談になったという韓国の女性の体験談が、タレントのアン・ソニョンが運営するYouTubeチャンネル「これがまさにアン・ソニョン」で紹介された。
番組では「愛していたけれど。家同士の対立に壊れた私たち―破談後、再び恋愛できるのか?」というタイトルの動画が公開された。
そこには大手IT企業に勤める女性が登場。年収は5000万ウォン(約530万円)台半ばで、約1億ウォン(約1060万円)の資産を保有しているという。
結婚に当たっては、男性側が住居を用意し、自分が婚礼家具を準備する取り決めだった。しかし、男性側の家族が家電製品も家具も「最上位モデルでなければならない」と強硬に主張し、当初の予算を大幅に超過することになった。
可能な限り応じようとしたが、経済的負担が重くなり、次第に感情的なあつれきが大きくなった。最終的に本人たち以上に両親たちが激しく対立し、結婚そのものが白紙になった。
女性は「非常に辛かった。積み重ねてきた努力や時間が水の泡になり、自尊心も大きく傷ついた。もう一度立ち上がりたいが、また家の事情で傷つくのではないかという不安が先に立つ。新しい愛を始められるのか悩んでいる」と気持ちを打ち明けた。
アン・ソニョンは「破談は祝福すべきこと。離婚よりはるかにマシだ」と語気を強め、「そんな要求をする相手の実家は賢明とは言えない」と断じた。さらに「旧時代的な考え方の両親のもとで育った男性とうまくいくはずがない。むしろ、別れられて幸運だったと思う」と励ました。
そして最後に「十分な資産の10%だけでも使って海外にバックパック旅行でも行けばいい。今しかできないことだ。自分で立ち直ること。そうすれば自然とすてきな人が現れる」と力強くアドバイスした。
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