2025 年 11月 4日 (火)
ホーム社会娘守ろうと身を挺した母、奇跡の生還…韓国・無免許中学生の「キックボード暴走事故」から1週間ぶりに意識回復

娘守ろうと身を挺した母、奇跡の生還…韓国・無免許中学生の「キックボード暴走事故」から1週間ぶりに意識回復

「事件班長」(c)news1

韓国で、無免許の中学生が運転する電動キックボードに衝突され、意識不明の重体に陥っていた30代の女性が、事故から約1週間ぶりに意識を回復した。

被害者の夫が10月27日放送のJTBCの番組「事件班長」とのインタビューで「医師から“助からないかもしれない”と告げられていたが、奇跡的に一命を取り留め、目を開けた」と語った。

夫によると、24日に見舞った際、名前を呼んだところ、女性はうっすらとまぶたを動かし、涙を流したという。

「事件班長」(c)news1

事故は10月18日午後4時37分ごろ、仁川(インチョン)市内で発生。ヘルメットなし・無免許の中学2年の女子2人が乗った電動キックボードが歩行中の女性と3歳の子どもに衝突した。

女性は当時、夫、娘と一緒に近くのコンビニで綿菓子を買った直後だった。とっさに娘を抱き寄せた女性は衝撃で後方に倒れ、頭を強く打って意識を失った。緊急手術を受け、複数の頭がい骨骨折と脳内の出血が確認された。

警察によると、中学生2人はいずれも14歳以上で刑事処罰の対象となり、交通事故処理特例法の過失傷害などの疑いで立件された。

夫は「加害生徒の保護者から謝罪のメッセージが届いたが、まだ読む気持ちの余裕がない」と話した。

(c)news1

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