2025 年 4月 3日 (木)
ホーム社会娘との面会に彼女同伴、娘を放置のまま遊園地でデート…韓国・元夫の「面会」権剥奪は可能か

娘との面会に彼女同伴、娘を放置のまま遊園地でデート…韓国・元夫の「面会」権剥奪は可能か

(c)news1

元夫との面会交流中に小学生の娘が精神的な苦痛を受けているとして、母親である韓国の40代女性が面会交流権の取り消しを求めている。韓国JTBCの番組「事件班長」が25日に報じたもので、法律の専門家は、元夫の行為が児童虐待に該当する可能性があり、制限または剥奪は可能との見解を示した。

女性は、結婚後に暴力と暴言を繰り返すようになった夫と離婚。アルバイトで生計を立てている。元夫と娘は2週間に1度面会させる取り決めだ。

だが、娘は面会後、いつも暗い表情を見せた。元夫は面会に交際相手を同伴し、娘を放置して遊園地で「デート」を楽しむなどするからだ。また、「お母さんは男と会ってるのか」と詮索し、交際相手と一緒になって女性を中傷するような言動を取っていた。

面会に酔った状態で現れたり、娘を1人にして席を外したりすることもあった。娘が怒ると、暴言を吐いてティッシュを投げつけたこともあるという。

ある日、面会から戻った娘は泣きながら「スマホを取り上げられ、部屋に閉じ込められた。もう会いたくない」と訴えた。以後、女性は娘を元夫に会わせていない。

すると元夫は一方的に養育費の支払いを中断。「俺をバカにする娘に金は出さない。娘が家に戻るなら払う」と発言した。女性は「子どもを守りたい」として面会交流権の剥奪を臨んでいる。

番組に出演したパク・ジフン弁護士は「元夫の言動は児童虐待に該当する可能性があり、証拠があれば面会交流権の制限または剥奪は可能」と指摘。さらに「面会の有無に関係なく養育費の支払い義務はある。支払わない場合は法的措置が可能」と説明した。

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