2025 年 4月 7日 (月)
ホーム社会妊娠中に浮気した夫、慰謝料払った後も続けた不倫…韓国「一度払えば免罪」開き直る相手に怒りの声

妊娠中に浮気した夫、慰謝料払った後も続けた不倫…韓国「一度払えば免罪」開き直る相手に怒りの声

(c)news1

妊娠中の妻を裏切り、職場女性と不倫した夫と、その不倫相手が、慰謝料支払い後も関係を続けていた事例が物議を醸している。韓国の法律系YouTubeチャンネルで弁護士ヤン・ソヨン氏が紹介した。

相談者の女性は結婚2年目、妊娠最終月に夫の不倫を知った。夫は「二度としない」「会社も辞める」と謝罪し、女性は離婚を思いとどまった。その後、不倫相手に1500万ウォンの慰謝料を請求し、過去の行為については不問とする内容で和解した。

夫は転職し、平穏に暮らしていたが、最近になって再び不倫相手との連絡を確認。2人は「ダーリン」などと呼び合い、妊娠中からモーテルを頻繁に利用していたという。女性が抗議すると、不倫相手は「慰謝料は払った」と開き直り、逆に「夫の携帯を無断で見たのは違法だ」と反論した。

これに対し、弁護士のキム・ソニョン氏は「過去の不貞行為には再請求できないが、新たな行為については可能」と説明し、不倫相手の主張は誤りとした。ヤン弁護士も「過去を不問にする合意は、今後の免責ではない」と強調した。

さらにキム氏は、同一相手との継続的な不貞で慰謝料が増額された判例を紹介。再犯が認定されれば、追加請求が認められる可能性が高いと述べた。

携帯電話の無断閲覧については違法の可能性はあるが、刑事告訴に至るケースは少なく、むしろ反省のない証拠として不倫側の不利になることがあるという。

専門家らは、同様の事態を避けるため、初回の合意時に「再発時の具体的な慰謝料額」を明記するなど、明確な取り決めを勧めている。

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