経済協力開発機構(OECD)加盟29カ国のうち、韓国が8年連続で女性が「ガラスの天井」を破るのが最も難しい国に選ばれた。英経済誌エコノミストが「国際女性デー(8日)」に公開した各国の「ガラスの天井指数」の結果だ。
ガラスの天井とは、米ウォールストリートジャーナルが1970年に創作した言葉。社会に存在する目には見えにくい差別や偏見を指す。エコノミストは毎年女性の日、労働参加率や給与、有給育児休暇、政治的代表性など10種類の指標を総合的に分析した結果を発表している。
首位はアイスランドで2位スウェーデン、3位ノルウェー、4位フィンランドと北欧諸国の上位を占めた。
一方、韓国と日本は長らく下位に沈んだままで。 特に韓国は2016年から最下位が続いている。
OECD加盟国の高位管理職女性の割合は昨年34.2%。しかし、日本は15%、韓国は16%と低かった。
韓国は女性の政治参加率も低調。 アイスランド、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドは女性が議会の議席の少なくとも45%を占めた。一方、韓国と日本は女性議員の議席占有率が20%未満だった。
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