韓国・光州(クァンジュ)のある大学教授が「女子学生たちの生理公認欠席を認めない」という発言をし、騒ぎになった。
news1の取材を総合すれば、光州のチョソン大学経営学部A教授は2学期の授業オリエンテーションで「女子学生たちの『生理公欠(公認欠席)』を減点する」と明らかにした。
生理公欠は月経痛の女子学生のために設けられた制度で、生理のため欠席する場合、出席として認める制度だ。多くの大学で「生理公欠制」を定めており、チョソン大も学事規定第47条でこれを保障している。
この大学の場合、生理公欠を月1日以内、学期当たり4日以内は利用できる。規定によると、教授らは学生が生理の公欠を要求すれば、無条件に受け入れなければならない。
しかし、A教授はオリエンテーションで「女子学生たちの生理の公欠を使いたければ使いなさい。態度点数から削る。大学に通報するなら通報しなさい。いずれにせよ教授の裁量ではないか。私は国家の呼び出し(予備軍)や3親等以内の死亡だけを認める」と述べたという。
一部の学生がこの発言を大学生オンラインコミュニティに掲載し、議論が起きた。
女子学生らは「学校で認めていることに反して、なぜあえてそうするのか。生理が始まれば痛くて歩くこともできないのが日常茶飯事だが、教授本人が男なので経験もしていないのにひどすぎるではないか」と非難した。
授業に出たと明らかにした別の学生は「予備軍を除いてはいかなる公欠も態度点数から減点すると言った。授業規則は教授裁量とみなされる部分が多いが、あえて『生理公欠』を持ち出して性別論争を煽ってはならない」と怒りをあらわにした。
(c)news1