
不正を見過ごせない性格の夫と暮らす韓国の女性の悩みが、9月30日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。
相談したのは結婚10カ月目の30代女性。夫は情に厚く社交的で、通りすがりの高齢者を助けたり、飲食店で店主や客とすぐ打ち解けたりするタイプだ。問題は「不正や不法を見過ごせない」点にある。
未成年と見られる学生が喫煙しているのを見かけると必ず注意し、しばしば言い争いになる。幸い体格が良いので、暴力を振るわれるようなことはほぼないが、10回に3〜4回は警察を呼ぶ騒ぎになる。
また、飲食店で酔客が迷惑行為をすれば止めに入り、口論の末、逆に店主から止められたこともあった。
女性は「私は非常に内向的なので、放っておけば済むことを夫が大きくしている気がして不安になる。正義感があって男らしいが、結婚して子どもができた時にどうなるか心配だ」と語った。
心理学者のパク・サンヒ教授は「正義感は素晴らしいが、強く出れば衝突して事故につながる危険がある。心配で当然だ」と同情。ヤン・ジヨル弁護士も「今はすぐに告訴や告発に発展しかねず、法的問題に巻き込まれるリスクがある」と警告した。
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