
夫が結婚生活の間、ゴルフや登山などを自由に楽しんできたにもかかわらず、妻が30年ぶりに趣味を始めたところ、それに反対している――こんなエピソードがJTBCの番組「事件班長」で紹介された。
50代の既婚女性は、20代の頃からスキューバダイビングをやってみたかったという。だが、仕事と育児で約30年間も我慢してきた。
しかし、子どもたちが成人して独立し、ようやく自分の時間が持てるようになった。そこでスキューバダイビングのサークルに参加したという。
だが、夫が嫌な顔をする。
「週末は1泊2日でスキューバダイビングに出かけているが、それを夫がよく思っていない。サークルのメンバーは全員女性で、唯一の男性はインストラクターだけなのに、なぜそんなに気にするのか理解できない。夫は私がスキューバダイビングを長年夢見ていたことを知っているはず。それなのに、結婚初期から自分はゴルフやビリヤード、登山など、自分の趣味をずっと続けてきた」
女性が夫に「なぜ反対するのか」と問い詰めたところ、「スキューバダイビングなら一緒にやろう」と提案された。
いろいろやり取りをしたあと、夫は結局、「お金がかかるから嫌だ」と言い、「一緒にゴルフに行こう」と誘われた。
「私が仕事と育児で忙しい時に、夫は何も言わずに一人でゴルフに行っていた。それなのに、今になってそんなことを言うのは納得できない」
30年間家族のために趣味を我慢してきた女性が、ようやく始めたスキューバダイビングを夫に反対され、このまま諦めるべきなのか悩み続けている。
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