
夫に対する殺人未遂などの罪に問われた被告の女(58)が、夫の局部を切断してトイレに流していたことが、韓国・仁川(インチョン)地裁で先月開かれた初公判が明らかになった。
夫の不倫を疑った被告は探偵に依頼して夫の居場所を特定。8月1日午前1時ごろ、女性と食事していた仁川江華島(カンファド)のカフェに乗り込み、刃物で夫の下半身を約50回刺した。
その際、夫の局部を切断し、トイレに流したという。
弁護人は「事実関係は認めるが、殺意はなかった」と主張。夫を押さえつけて抵抗できないようにした39歳の義理の息子も「重傷を負わせたことは認めるが、未必の故意による殺意は否定する」と述べた。
被告は淡緑色の囚人服で入廷。震える声で名前を答え、職業は「専業主婦」と述べた。陪審裁判を希望するかとの問いには「いいえ」と答え、涙を流す場面もあった。
(c)news1