
私は義母に同じ“家族”として扱われていない気がする――義母のあからさまな“息子びいき”に傷ついた韓国女性の体験談がネット上で共感を呼んでいる。
あるオンラインコミュニティに10日、「義実家で受けた理不尽な差別にもう耐えられない」というタイトルの投稿が掲載された。
投稿者の女性は、法事のために義実家を訪れた。仕事終わりに駆けつけて料理を手伝い、夜遅くまで法事を終えた後、皆でフルーツを食べる場面での出来事だった。
義母が女性にもいちごをくれたので「いちご大好きなんです、嬉しい」と喜んで食べようとした。でも、義母があとから夫に渡したいちごを見て、違和感を抱いた。明らかに私のはいちごがしなびて傷んでいて、夫のはいちごは新鮮そのものだった。
女性がその違いに気づき、不快な表情を浮かべていると、義父が「なんで食べないのか?」と尋ねてきた。女性が「夫のと私のいちご、違う気がするんですけど」と言うと、義母は「たまたまそうなっただけ」と釈明したという。
誰が見ても女性のいちごは数日放置されたもの。夫のはいま買ってきた新鮮ないちご――女性は悔しさをにじませた。
帰宅後、女性は夫に対して「私は妊娠準備もしてるのに、義母はいつもあなたと私を差別する。もう二度と法事には行きたくない。それに何も言わずに黙っていちごを食べるあなたも、義母と同じくらい嫌だった」と怒りをぶつけた。
差別は一度だけではなかった。女性が義母とカフェに行くと、女性に何も聞かないままアメリカーノを注文し、夫には「甘いものが好きでしょ」と高いラテを注文する。ある時は冷麺店で餃子6個が出された際、義父・義母・女性が1個ずつ食べ、残り3個は「うちの息子は餃子が好きだから」と言って、すべて夫の前に置かれたという。
女性はこう吐露した。
「腹が立つのは、そんな義母よりも、『来年から法事に行かない』と言った私に対して“人手が減る”としか考えていない夫の態度。私は自分の実家に帰れば、私は一番見た目がきれいな果物を出してもらえる。でも義実家ではこの扱い。私が神経質すぎるのでしょうか」
投稿した女性に、多くのネットユーザーが共感と慰めの言葉を寄せている。
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