2025 年 4月 8日 (火)
ホーム政治大韓航空の機長と副操縦士、尹錫悦氏の弾劾めぐり殴り合い、ともに負傷…代替乗務員で運航に支障なし

大韓航空の機長と副操縦士、尹錫悦氏の弾劾めぐり殴り合い、ともに負傷…代替乗務員で運航に支障なし

大韓航空の航空機(c)news1

韓国の大手航空会社・大韓航空の機長と副操縦士が、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領弾劾に関する意見の対立から、海外滞在先で殴り合いを起こしていたことが明らかになった。大韓航空はこの件を受けて、再発防止に向けた社内教育を実施したという。

関係者によると、昨年12月に運航された大韓航空の仁川発ブリスベン(オーストラリア)行き路線に搭乗していた機長と副操縦士は、滞在先のホテルでユン・ソンニョル氏に対する12月3日の非常戒厳および弾劾訴追を巡って会話を交わしていた。だが、政治的な見解の違いから口論に発展。感情を抑えきれず、互いに暴力をふるい合ったという。

この騒動で機長は近隣の病院に搬送され、副操縦士も負傷したとされる。ただし、大韓航空は代替乗務員を現地に投入し、復路便の運航には影響がなかったことを確認している。

大韓航空は「滞在先のホテルで不適切な騒動が発生したが、翌日のスケジュールはなく、直ちに代替乗務員を投入して運航に支障はなかった。同様の事案が再発しないよう、社内の行動指針を再度強調するとともに、内部教育を実施した」としている。

(c)news1

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