韓国大統領選が14日後に迫るなか、与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)氏と保守系野党「国民の力」のユン・ソンヨル(尹錫悦)氏の2人が依然、接戦を繰り広げている。
コリア情報リサーチがニュースピムの依頼で21日に全国18歳以上の1002人に対し、支持率を調査し、23日に公開した結果によると、ユン候補44.0%を記録し、イ候補39.5%を4.5ポイントリードした。
ユン候補は先週(12日)の調査より0.3ポイント下がり、イ候補は0.1ポイント伸びた。中道野党「国民の党」のアン・チョルス(安哲秀)候補は1.4ポイントアップの7.5%、革新系野党「正義党」のシム・サンジョン(沈相奵)候補は0.8ポイント落とした3.1%だった。
アン候補がユン候補との一本化決裂宣言をするなか、アン候補が小幅に上昇する一方、ユン候補は下落したものの、大勢に影響は及ぼしていないようだ。
アン候補の一本化撤回宣言が及ぼす影響については「イ候補に有利」35.4%、「ユン候補に有利」25.4%、「アン候補に有利」10.6%だった。
今回の大統領選の意味に対しては「政権交代」という回答が54%で過半数を占め、「政権延長」は37.4%と集計された。
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