韓国で寄付金の集まる大学が、上位に偏っている――こんな調査結果が、教育省の大学情報サイト「大学アルリミ」で10日公示された「2021年国公立大発展基金会計予算資料」で判明した。
国公立大と私立大を合わせた全国大学寄付金順位で、ソウル大が400億ウォンの寄付金を集めて1位、2位は高麗(コリョ)大、3位は延世(ヨンセ)大だった。
国公立大(全国46校)でみれば、ソウル大に続き、全北(チョンブク)大(149億ウォン)▽韓国科学技術院(KAIST)144億ウォン▽江原(カンウォン)大107億ウォン▽忠南(チュンナム)大100億ウォン▽全南(チョンナム)大96億ウォン▽慶北(キョンブク)大70億ウォン▽忠北(チュンブク)大54億ウォン▽釜山(プサン)大50億ウォン▽済州(チェジュ)大40億ウォン――という順になった。
ソウルにある主要大学に寄付金が多く集まる現象は、私立大学で顕著だった。1位の高麗大が378億ウォン▽2位の延世大が326億ウォン▽3位の成均館(ソンギュングァン)大が314億ウォン――などの順になっている。
これに▽漢陽(ハニャン)大137億ウォン▽梨花(イファ)女子大103億ウォン▽乙支(ウルチ)大102億ウォン▽慶熙(キョンヒ)大98億ウォン▽東国(トングク)大78億ウォン▽カトリック大71億7500万ウォン▽総神(チョンシン)大71億1600万ウォン――が続いた。
私立大学の寄付金は、校費会計と産学協力団会計上の寄付金を合わせた金額。
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