2024 年 12月 21日 (土)
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大学修学能力試験、浪人比率30%超…歴代最高

9日午前、大田の高校で修能模擬評価を受ける高校生©news1

韓国の大学修学能力試験(修能)で今年、浪人などの高校既卒者の割合が初めて30%を超える見通しだ。「文系・理系統合修学能力試験」によって修学能力試験で最低レベルに達しない文系学生の増加、理系学生の文系転換に対する支援拡大による影響と見られる。

韓国教育課程評価院の6日発表によると、9日実施の2023年度修能模擬評価(模擬評価)志願者は在学生40万473人、既卒者7万6675人など計47万7148人だ。

模擬評価に志願する浪人生など既卒者の割合は6月に16.1%で、統計を発表した2011年度以降の最高を記録した。2011年度から2019年度まで6月の模擬評価での既卒者の比率は11~12%台だった。2020年度に14.5%まで上がったが、その後は13%台だった。

既卒者の修能受験の割合が30%を超える背景に、いったん大学に入学したものの再び修能を受ける学生が合流するという点を指摘できる。2021年度は6月の模擬評価で13.8%、修能では29.7%、2022年度は模擬評価で13.9%、修能では29.2%に増加した。

©MONEYTODAY

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