韓国の30代男性は外国人女性と結婚し、娘を育てていた。ところ、妻が突然、家を出て離婚を申し出たうえ、4年間育てた娘が実子でないことが判明し、大きな衝撃を受けた。JTBC「事件班長」が19日に取り上げた。
男性は8年前、恋人との別れを機に遠方へ旅行し、そこで中央アジア出身の外国人女性と出会った。彼女はK-POPや韓国ドラマに影響を受けて韓国語を学び、韓国に住んでいた。2人は2年間の遠距離恋愛を経て、男性の両親を説得して結婚に至った。
新婚旅行の行き先は妻の母国で、相手の家族に温かく迎えられた。特に義理の弟とは親しくなり、彼が韓国で働けるよう手助けをした。義弟は半年間同居した。その間に妻が妊娠、娘が誕生した。
最近、妻は韓国の市民権を取得し、家族は幸せな日々を送っていた。
ところがある日、妻が突然、姿を消し、「離婚しよう、娘はあなたが育てて」とのメッセージを残した。数日後、離婚届が届いた。
さらに、娘を預かっていた男性の母親が「どう見てもあなたに似ていない」と指摘し、遺伝子検査をした結果、実子でないことが判明した。
男性は妻の弟に接触し、彼女が過去に別の韓国人男性と結婚していたこと▽結婚前に失踪して不法滞在者になっていたこと――を知った。現在、妻は離婚訴訟を進めている。専門家は「詐欺結婚であることを証明するのは難しい」との見解を示している。
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