ソウル北部地裁は2日、暴行や侮辱、業務妨害、住居侵入の罪に問われた男性被告(50)に罰金600万ウォン(約67万4200円)を言い渡した。住居侵入については無罪とした。
判決によると、被告は3月、ソウル市中浪区(チュンラング)のカフェの客が駐車場でたばこを吸うことに腹を立て、カフェのオーナーに大声で20分間抗議し、営業を妨害するなどした。
また、起訴状によると、5月には口輪なしで犬の散歩をしていた男性と口論になり、玄関ドアをノックして開けさせようとした。この際、男性の家の庭を通ったことが住居侵入罪に当たるとされた。
被告は他の起訴内容はおおむね認めたが、住居侵入については「家の庭から玄関ドアの前まで塀や門がなく、出入り制限する標識もなかった」として無罪を主張していた。地裁は「誰でも庭と道路の境界を簡単に越えられる状況で、出入りが制限される事情が明確ではない」と述べ、被告の主張を認めた。
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