
韓国・蔚山(ウルサン)の坂道でサイドブレーキを掛け忘れた車が暴走し、70代の夫婦が死亡、1人が負傷する事故が起きた。警察は運転していた70代の男を交通事故処理特例法違反(致死)容疑で検察に送致した。
事故は9月14日昼、蔚州(ウルチュ)郡清涼邑(チョンニャンウプ)で発生。男は車のギアをバック(R)に入れたままサイドブレーキをかけずに車を降りた。
その後、無人の車は約100メートル後退し、飲食店前のベンチに突っ込んだ。ベンチに座っていた70代夫婦が即死し、近くの露店商1人もけがをした。
当初、男は「サイドブレーキをかけ、ギアもパーキング(P)に入れた」と説明していたが、車両に異常がないとする科捜研の分析結果を受けて一部過失を認めた。
警察は「基本的な安全措置を怠った重大な過失による人命被害事故」と判断。今後検察が起訴する見通し。
(c)MONEYTODAY

