ソウルのオ・セフン(呉世勲)市長が、反腐敗・清廉政策専門担当タスクフォース(TF)を立ち上げ、「清廉都市ソウル」の実現に乗り出した。国民権益委員会清廉度1等級を12年ぶりに達成できるか注目される。
ソウル市によると、市監査委員会の監査担当官は、先月から清廉度評価への対応のため15人の職員からなるTFを運用し、反腐敗清廉政策のコントロールタワーの役割を担っている。清廉度優秀機関の施策研究とベンチマーキング、組織文化改善支援などをはじめ、四半期別清廉政策の重点課題推進現況も点検する業務を進める。
まずは高位職や全職員の清廉意識を引き上げることに力を入れている。具体的には、公社・用役、補助金など、腐敗しやすい分野の業務経験のある市民を対象に、外部業務遂行の清廉度全般を点検し、室・本部・局単位で清廉度を測定して市の特性に沿った改善対策を進める。日常業務の中での清廉さの実践のために構成員が参加できる課題も提示する。
脆弱分野での腐敗発生も事前に遮断する。市は公社・用役などの業務経験市民に清廉の誓い、公職者不正申告案内メールを発送して是正への信頼度を高め、投資・出捐機関の採用分野での事前モニタリングで不正発生を事前に防ぐ。
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