2025 年 2月 12日 (水)
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在韓米宇宙軍、初の合同指揮統制訓練…年内に「全3段階」実施へ

1月21日開かれた「Polaris Hammer」訓練の開始行事=米空軍提供(c)news1

在韓米宇宙軍が創設以来初めて、大規模な合同指揮統制訓練を実施した。今年中にさらに2回訓練し、宇宙作戦の精度を高める。

米軍などによると、在韓米宇宙軍は1月21~24日、京畿道平沢(ピョンテク)にある烏山(オサン)空軍基地で宇宙戦闘員の包括的指揮統制訓練「Polaris Hammer-KOREA」を実施した。この訓練は、在韓米宇宙軍が朝鮮半島地域で宇宙作戦を支援するための計画、調整、実行能力を検証することを目的としており、全3段階のうちの第1段階にあたる。

米軍関係者は「今回の訓練は、在韓米宇宙軍創設以来、作戦レベルでの初の合同指揮統制訓練だ。参加者は宇宙的視点から特定の脅威を識別し、対応する手順を習得した」と説明した。

訓練には在韓米宇宙軍のほか、在韓米軍第8軍や在韓米軍各部隊、韓国空軍、さらに米本土のヴァンデンバーグ宇宙軍基地の要員も参加した。訓練内容は、主に北朝鮮のミサイルや人工衛星能力への対応を想定したものだったとみられる。

(c)news1

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