韓国の国立現代美術館は、SBS文化財団と共同主催する「今年の作家賞2021」の最終受賞者にチェ・チャンスクを選定した。
「今年の作家賞」は、2012年から国立現代美術館とSBS文化財団が共同で主催してきた韓国を代表する美術賞。同時代の美学的、社会的な問題を扱う力量ある芸術家4人を選抜し、新作制作支援及び展示機会を提供し、最終受賞者を選定する。
受賞者である作家チェ・チャンスクは個人の記憶と歴史を作る大地と体に注目し、移住・移動・共同体についてのストーリーを描いた「キュービット・トゥ・アダム(qbit to adam)」を発表した。
審査委員団はチェ・チャンスクの作品が同時代を貫く主なテーマを、スペクタクルな設置とともに完璧に扱ったという点を評価した。
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