ソウル地方国税庁調査局が昨年末、韓国の俳優ハン・ヒョジュを対象に税務調査を実施し、追徴金約7000万ウォン(約773万円)を賦課したと、最近、韓国メディアが報じた。
芸能事務所BHエンターテインメントは「特別税務調査ではなく、一般定期税務調査を受けた。申告漏れ・脱税の疑惑をもたれるものではない」との見解を示しつつ「調査過程で課税対象についての解釈の違いで会計処理上の錯誤が生じた」として追徴金を納付したことを認めた。
ハン・ヒョジュは2011年、国税庁広報大使を担い、2014年には模範納税者大統領表彰を受けていた。同社は「会社もハン・ヒョジュはこれまで税金を誠実に納付してきた。ただ一度も税金関連の不祥事がなかった」と強調している。
ソウル国税庁調査局は同年9月、同社と俳優イ・ビョンホンに税務調査を実施し、億ウォン台に達する税金を追徴した。
当時、BHはイ・ビョンホンの追徴金について「広告のギャラと賃金の時期の違い」「俳優が私費で社員にボーナスを支給したのを会社の経費として処理したこと」を挙げたうえ「会計処理の正常化の段階で起きたものにすぎない」と釈明していた。
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