韓国中央災難安全対策本部によると、台風11号により7日午後11時までに慶尚北道浦項や慶州などで11人が死亡、1人が行方不明、3人が負傷した。3644世帯4872人が一時避難した。ユン・ソンニョル（尹錫悦）大統領は同日、浦項、慶州両市を特別災難地域に指定した。
ユン大統領は同日午後、浦項を訪問し、浸水事故が発生したマンション地下駐車場や伝統市場などで被害状況を点検し、犠牲者の遺族を慰問した。
今回の台風で住宅浸水と破損など計1万2159件が被害を受け、農作物7141.1ヘクタールが浸水したりした。停電は計200件。旅客船や航空・道路・鉄道は正常に運行している。
また、7日午後7時ごろには、慶州の貯水池崩壊の危険に伴い、158世帯420人余りに避難命令が出された。
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