学歴、職業などを偽り、投資金名目で数億ウォンを詐取したとして、ソウル南部地検はこのほど、特定経済犯罪加重処罰法(詐欺)の罪で40代男性を起訴した。
news1によると、被告は医師、弁護士など専門職を装い、数回にわたって数千万ウォン(1ウォン=約0.1円)から9億ウォン相当の投資金をだまし取った罪に問われている。被害者はこれまでに10人余りに達するという。
被告は「非上場企業に投資する」として被害者に接近し、お金を詐取した。最初は約束した収益金の一部を支払ったが、最終的には元金さえ返さなかったという。
被告は女性に対する結婚詐欺の罪でも起訴されている。虚偽通帳を見せて60代女性に接近し、女性の娘と婚約するとして女性から5億6000万ウォンをだまし取ったとされる。被告は「医師」を偽り、両家の顔合わせの席に親の代役アルバイトまで使って被害者をだましたという。
被害者からの告訴を受け、ソウル陽川警察署が昨年から捜査を進め、今年9月に男性を立件した。
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