2026 年 2月 13日 (金)
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医大490人増で韓国の入試地図が激変…合格ライン低下と“浪人増”の波紋

ソウル市内の医科大学(c)news1

韓国で2027年度の医学部の募集定員が490人増えて合計3548人に確定したことで、医学部の合格ラインが下がったり、自然系でトップレベルの受験生が浪人・再受験を選ぶ動きが広がったりするなど、入試全体の状況が大きく変わっていくと見られる。

10日に開かれた保健福祉省の保健医療政策審議委員会によると、2027学年度から5年間、医大定員は年平均668人ずつ増える。これにより2027学年度は従来より490人多い3548人となり、2028~2029年は既存医大で各613人、2030~2031年は既存医大で各613人に加え、公立・地域医大で200人を追加選抜する計画だ。

入試業界では、定員拡大が合格ラインの低下、選抜方式別の競争率変動、いわゆるN数生(浪人・再受験生)の増加につながる可能性が高いとみる。

イム・ソンホ鍾路学院代表は「今回の増員規模はソウル大理系の選抜人数の27.4%に相当し、影響は小さくない。2025学年度の増員時にも合格ラインが平均0.3等級ほど下がり、一部の地方大学では内申4等級後半まで合格圏が形成された」と指摘し、「今回も全体的に合格ラインが下がる可能性がある」と展望した。

一方で、一律の低下ではなく、地域別の再編が際立つとの見方もある。増員分の相当数が地域医師制に配分されるためだ。ユウェイ教育評価研究所のイ・マンギ所長は「非ソウル圏の上位層の一部が地域医師制に吸収され、地域内で工学・理学系上位の変動性が高まる。首都圏上位は医大一般選抜の競争が維持され、上位工学系や契約学科に対する医大志向の圧力が強まる」と分析する。

(c)news1

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