2026 年 1月 20日 (火)
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北朝鮮無人機事件の大学院生が関与した保守団体、朴槿恵政権では「ホワイトリスト」対象

パク・クネ元大統領(c)news1

北朝鮮に無人機を飛ばした疑いが持たれている大学院生が、2018年に会長を務めた保守系青年団体「韓国大学生フォーラム」が、パク・クネ(朴槿恵)政権下で大統領府から資金支援を受けた「ホワイトリスト」団体だったことが分かった。

大学院生は、大統領府による保守団体への支援が続いていた2016年2月当時、同フォーラムの幹部として学術室長を務めていた。大統領府は当時、保守右翼団体の名簿と支援額を記したホワイトリストを全国経済人連合会(全経連、現・韓国経済人連合会)に渡し、資金提供を仲介させていた。

報道によると、同フォーラムは2014年5月から2016年2月まで計9回にわたり、全経連を通じて約1億ウォンに近い総額9307万ウォンの支援を受けていた。同フォーラムは当時のパク・クネ大統領を擁護する活動を続け、政界と密接な関係を築いてきた。パク・クネ氏が大統領選候補だった2012年11月には、同氏を招いたトークコンサートも開いた。

パク・クネ政権発足後、大統領府が同フォーラムに特別な配慮を示していた実態も浮かぶ。全経連社会貢献チームの職員が同フォーラムからの電話に数回応じなかったことを理由に、大統領府行政官が「全経連の実務担当が同フォーラムに厳し過ぎ、不満が大きい」と上層部へ報告し、当該職員が人事措置を受ける事態に発展した。

大学院生の名前は「同フォーラム学術室長」の肩書で、2016年1月25日付のコラムに掲載されている。それ以前は、傘下組織であるソウル・京畿大学生フォーラムの学術室長として活動していた。

大学院生は会長に就いた2018年、ホワイトリスト疑惑を否定した。大学メディアとのインタビューで「私が全経連から数億ウォンを受け取ったと報じられたが、10年を支えてきた人々がそのように非倫理的だったことは一度もない。もし事実なら裁判所が明らかにするだろう」と主張していた。

しかし、ホワイトリストの実態は司法で確認された。大法院(最高裁)は2020年2月、大統領秘書室長が全経連に保守団体への資金支援を迫った行為を職権乱用と認定し、懲役1年の実刑判決を確定させた。

パク・クネ政権期に支援を受け、同フォーラムで活動していた関係者の多くが、その後、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権の大統領室や「国民の力」で働いたことも判明している。大学院生もユン・ソンニョル政権下で大統領室のニュースモニタリング要員として勤務していた。

(c)news1

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