2024 年 12月 22日 (日)
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北朝鮮無人機が領空侵犯、ソウル撮影…韓国軍は撃墜失敗

2017年6月9日、江原道で発見された北朝鮮の小型ドローン(c)news1

韓国合同参謀本部によると、北朝鮮の小型無人機5機が26日午前、南北の軍事境界線(MDL)を越え、韓国領空に侵入した。うち1機が韓国の首都ソウルまで接近し、上空から市内の様子を撮影したとみられる。韓国軍は撃墜を試みたが失敗した。無人機は北朝鮮に向けて引き返したとみられる。

同本部によると、韓国軍は同日午前10時25分ごろ、北朝鮮上空で無人機の航跡を確認した。その後、無人機は韓国側に入り、京畿道(キョンギド)金浦(キムポ)と坡州(パジュ)、仁川(インチョン)江華島(カンファド)上空まで飛来してきた。一部の無人機は肉眼でも識別されたという。

無人機は直線航路で南下したあと、Uターンをしたり左右に動いたりするなど航跡を多様化させ、1機がソウル上空に到達したという。

北朝鮮の無人機領空侵犯と韓国軍の対応により、金浦、仁川両国際空港では同日午後1時すぎから一時、航空機の離陸が中断された。

北朝鮮の無人機による韓国領空侵犯が軍当局に確認されたのは2017年6月以来。

(c)NEWSIS

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