北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞によると、チェ・ソニ（崔善姫）外相が28日、ロシア訪問のため平壌を出発した。北朝鮮軍の派兵に対する国際社会の対応が強化されており、朝露両国の当局者間で共同での対応策を論議するとみられる。
チェ外相のロシア訪問は、韓国政府代表団が北大西洋条約機構（NATO）と欧州連合（EU）を訪問し、北朝鮮軍のロシア派兵に対する共同対応策を論議した日と重なった。
チェ外相はカウンターパートのラブロフ露外相と会談し、国際社会の「派兵反対」世論や共同対応強化策について議論するとみられる。
また、キム・ジョンウン（金正恩）総書記のロシア訪問と関連した論議もあると予想される。
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