
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が26日、訪朝したベラルーシのルカシェンコ大統領と会談し、「友好・協力条約」を締結した。双方は、両国関係が新たな発展段階に入ったと強調した。
党機関紙・労働新聞によると、今回の訪問は両国の外交関係樹立以来、ルカシェンコ大統領にとって初めての公式訪問となる。キム総書記はこれを歓迎し、ベラルーシの政治的安定と経済発展に向けた政策への支持と連帯を示した。
ルカシェンコ大統領は、両国は地理的に離れているものの、長年の友好関係と共通認識に基づき、「二国間関係は新たな発展段階に入った」と評価した。
会談では、首脳往来を含む各分野での交流と協力拡大に向けた計画が議論されたほか、国際および地域問題についても意見が交わされた。双方は多くの問題で認識が一致したことを確認したとしている。
会談後には、両国間の友好・協力に関する条約の調印式があり、外交、農業、教育、保健など幅広い分野での協力文書が締結された。ただし、軍事分野での協力には言及されなかった。
また両首脳は記念品も交換した。報道によると、ルカシェンコ大統領はベラルーシ製の自動小銃や伝統工芸品、チョコレートなどを贈り、キム総書記は記念金貨や花瓶などを贈ったという。
今回の首脳会談と条約締結は、北朝鮮とロシアの関係接近を背景に、ベラルーシを含む親ロシア圏との連携を広げる動きの一環とみられる。
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