2026 年 1月 20日 (火)
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北朝鮮・金正恩総書記、機械連合企業所の竣工式で副首相を解任…幹部らの「無能」厳しく叱責

龍城機械連合企業所第1段階改修・現代化対象の竣工式=労働新聞(c)KOREA WAVE

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記は、龍城機械連合企業所の第1段階リモデル・現代化対象の竣工式に出席し、経済指導幹部の無責任と無能を強く非難、機械工業担当の副首相を解任した。

党機関紙・労働新聞は20日、竣工式が19日に開かれ、キム・ジョンウン総書記が参席したと伝えた。演説でキム・ジョンウン総書記は、同事業が党中央委員会第8期第9回全員会議で計画を審議・承認し、予算を投入して推進した「第8期の中核的政策事業」だと強調した。そのうえで、数年に及ぶ研究と準備、内閣および関係部門の権威ある幹部・専門家による指導体制を整えたにもかかわらず、「最初の工程からつまずいた」と指摘した。

キム総書記は、現代化の過程で「純然たる無責任で粗雑、無能な指導幹部のため、不要な混乱と相当な経済的損失を招いた」と述べ、技術課題書が具体的研究を欠いたまま作成され、国家的な検討・審査も不十分だったと批判した。さらに、工事中に法的文書である技術課題書の要求を軽視し、設備配置の不合理を放置した結果、「本来の軌道から完全に逸脱した」と断じた。

キム・ジョンウン総書記は、軍需工業部門の現代化専門家グループを導入して全面的に検証させた結果、是正すべき問題が60件余り浮上したと明らかにし、これを「内閣事業の慢性的な悪癖の集約的表れ」と位置づけた。とりわけ、当時の金徳訓首相と現職の機械工業担当副首相が「仕事を成り行き任せにした」と厳しく糾弾した。

また、批判後も改善が見られず、責任回避に終始したと指摘。国家的現代化対象の技術課題書を専門に検討する非常設グループを組織していながら、再び軍需工業部門に合意を求めるなど、「見苦しい責任逃れ」を続けたと非難した。

キム総書記は「機械工業部門を担当した副首相は、現在の地位にふさわしくない」と述べ、ヤン・スンホ(楊勝虎)副首相を解任した。幹部登用の体制にも問題があるとして、能力より経歴偏重の選考を改める必要性に触れ、新内閣の構成時に別の人材を登用するよう首相に勧告した。

一方、パク・テソン(朴泰成)首相は竣工式で、キム総書記が大型圧縮機を自力生産へ導き、「事大主義や敗北主義、技術神秘主義に打撃を与えた労働者の闘争精神」を新時代精神として位置づけ、設計や工程の改善を細部まで指導したと評価した。

今回の演説は、龍城機械連合企業所の現代化遅延の原因を幹部の「無能」に求め、規律の引き締めを一段と強める狙いがあると受け止められている。龍城機械連合企業所は咸興市にある北朝鮮最大級の産業設備生産拠点で、キム総書記は2023年11月にも現地を視察している。

(c)news1

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