2026 年 1月 22日 (木)
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北朝鮮・金正恩総書記、コートと革靴で「女湯」視察という違和感…ぎこちない住民、緊張の湯けむり

労働新聞(c)KOREA WAVE

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が約7年半ぶりに、新築された温泉保養施設を視察した。党機関紙・労働新聞が21日、1月20日に開かれた温浦(オンポ)労働者休養所の竣工式にキム総書記が出席したと報じた。

報道写真では、キム総書記が黒いロングコートに革靴姿で幹部らとともに施設内を回る様子が写っている。とりわけ注目されたのは、室内の温泉浴場を視察する場面だ。水泳帽を着けた住民が浴槽に浸かる中、冬服のまま立ち入るキム総書記と高官を前に、住民の表情はどこかぎこちなく、緊張が漂う。

女湯とみられる浴場で住民の女性と談笑するような写真も掲載されたが、最高指導者がコートと革靴のまま室内温泉を見て回る構図は不自然さを否めない。北朝鮮メディアでは、住民が最高指導者の登場に両手を振って歓呼する場面が定型的に演出されてきたが、今回の写真はそうした「歓迎一色」の演出とは異なる印象を与える。

キム総書記はこの日、室内温泉や露天風呂のほか、治療施設や宿泊施設なども一通り確認した。温浦労働者休養所は、キム総書記が2018年7月に現地を訪れ、老朽化と管理不備を厳しく指摘した上で、既存施設の全面撤去と「最上級水準の休養地」建設を指示して再建が始まった。

昨年3月には工事が最終段階に入った現場を再訪し、同年10月10日の党創建80周年までの完成を求めていたが、実際の竣工は目標から約3カ月遅れた。キム総書記は、2月に開催が見込まれる第9回党大会に合わせ、公式開業するよう指示したという。

(c)news1

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