
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記が、第9回朝鮮労働党大会で党最高職である総書記に再選された。2021年の第8回党大会で初めて総書記に就任してから5年ぶりの再任となる。
23日付党機関紙・労働新聞によると、22日に開かれた党大会4日目の会議で「全代表者と数百万の党員、全国の人民と人民軍将兵の絶対不変の意志と一致した意思に基づき、キム・ジョンウン同志を朝鮮労働党総書記に推戴することを決定した」と報じた。
同紙はこれについて「この5年間の闘争とその偉大な結実に対する歴史の評価」であり、「全人民の選択と意志が込められた責任ある厳粛な立場表明」だと強調した。
再推戴に関する決定書では、キム総書記が国家防衛力の中枢であり平和守護の柱である人民軍を最精鋭化・強軍化へと導き、いかなる侵略の脅威やあらゆる形態の戦争にも備えた「革命的武力」を建設した点を功績として掲げた。
特に「歴史の厳しい挑戦の中でも、核戦力を中枢とする国家の戦争抑止力が飛躍的に高まり、国家が復興と繁栄の軌道を力強く前進し、祖国と人民の将来運命が確実に担保されている」と自賛した。
さらに「新時代の5大党建設路線」を通じて党の政治的力量を強化したとも評価した。経済開発5カ年計画や地方発展政策によって人民生活向上の物質的基盤を築き、短期間で国家の様相を根本的に発展させたとし、これをキム総書記の卓越した指導の成果だと説明した。
キム総書記の肩書は、第8回党大会を契機に「党委員長」から「党総書記」に変更された。当時、党規約を改定し、従来の「党委員会」体制を「党書記局」体制へ移行したことに伴う措置と解釈されている。
今回の党大会4日目の会議では、21日に締めくくられたキム総書記の事業総括報告に続き、チェ・ソニ(崔善姫)外相や咸鏡北道新浦市委員会の責任書記の討論が紹介されたほか、副首相、対外経済相、党軍需工業部第1副部長らの討論も続いた。
ただし、キム総書記の事業総括報告の具体的内容は、前日に続き今回も公表されていない。
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