2026 年 1月 25日 (日)
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北朝鮮の教室にロボット登場…AI専門の教育室も新設

22日付労働新聞(c)KOREA WAVE

北朝鮮が「初・中・高一体運営校」に人工知能(AI)教育室などを設け、AI分野を主導する人材育成に力を入れている。

朝鮮労働党機関紙 労働新聞 は22日、「党の慈愛によって昨年新たに建設された楽浪区域の前進高級中学校は、統合併設学校として運営される独特な校舎(校庭)だ」と報じた。

統合併設学校とは、幼稚園から高級中学校(高校)までの教育課程を緊密に連携させて進められる教育機関だという。新聞は「全体的な12年制義務教育課程を一つの校舎で実施することで、現代教育の発展趨勢と教育学的要請に即し、教育機関の運営と教育水準の向上における新たな経験を創出する目的で建設された」と説明した。すなわち、1校で初・中・高の教育課程をすべて履修できる設計だ。

同紙はこの日、AI教育室、テレビ放送室・児童放送室、教育方法研究室、実用的な小学校教室などを紹介。教育用ロボットが教室内を動き回る様子や、生徒が円卓を囲んでロボットを制作しているような場面、3D立体メガネを着用して映像を視聴する児童の姿などが掲載された。

新聞は「AI教育室には教育用ロボットをはじめ、各種の近代的な教育設備・機材が備えられており、段階別にAI技術の教育が実施される」とし、「課外教育として、幼稚園児はロボット遊びなどを通じて次の段階のAI技術教育を受けるための知識を身につけ、小学課程では簡単なアルゴリズムを学ぶ」と伝えた。

さらに「初級段階ではプログラム教育を受け、高級段階では生徒の水準に応じたロボットの設計・制作・運用を通じて、AI技術の基礎知識を固める」とし、「これら一連の教育課程は、将来の開発・創造型人材を育てるうえで非常に効果的だ」と強調した。

このように北朝鮮は、AIや情報技術(IT)を直接活用・理解する教育を、幼稚園から小学校、中学校、高校までの教育課程に反映させているとみられる。北朝鮮は2019年の社会主義憲法改正で、人民経済の「主体化・現代化・科学化」に情報化を追加するなど、各分野で「最先端」概念の導入を進めてきた。

北朝鮮最高の名門大学である金日成総合大学 にはAI学部・AI技術研究所が設置され、金策工業総合大学の遠隔教育学部では、AIを融合した「遠隔教育」体系の開発も進められている。

(c)news1

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