北朝鮮の無人機侵攻に対応するための韓国軍ドローン作戦司令部が7月に創設される見通しだ。創設準備団は7月を司令部創設日に定め、創設準備を急いでいる。
ドローン作戦司令部は昨年末、北朝鮮の無人機挑発による対応策の一つで、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の指示に従って創設準備を始めた。本格的な創設準備が1月から始まったことを考えると、わずか6カ月で部隊一つを創設することになる。
ドローン作戦司令部の位置としては京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)が有力視されている。抱川は北朝鮮と近く、無人機脅威が常にあるためだ。
特に、抱川には昨年解体された第6軍団の敷地や施設がまだそのまま残っている。この敷地と施設をドローン作戦司令部がそのまま使用することになれば、部隊創設のための警戒所や地下バンカーなどを新たに構築する必要がなく、司令部創設にかかる時間を大幅に減らすことができる。
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