2024 年 12月 27日 (金)
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北朝鮮、長距離巡航ミサイル2発…金正恩氏、現場指導「核戦闘力無限大強化」

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記©news1

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記が「国家核戦闘武力を無限大、加速的に強化・発展させる」として武力示威を続ける方針を再確認した。

朝鮮労働党機関紙・労働新聞は13日付で、キム総書記が12日「長距離戦略巡航ミサイル」2発の試験発射を直接指導したと伝えた。その際、「われわれは任意の時刻に到来するいかなる重大な軍事的危機、戦争の危機も断固と抑止し、主導権を完全に握ることができるように核戦略武力の運用空間を引き続き拡大していかなければならない」と強調した。

今回の長距離巡航ミサイルの試験発射は、先月25日から今月9日まで実施された「戦術核運用部隊」の核ミサイル発射訓練の延長線とみられる。

労働新聞は、長距離巡航ミサイルがすでに戦術核運用部隊に実戦配備(作戦配置)され、今回の試験発射は「戦闘的性能と威力をいっそう向上させ、全般的作戦運用システムの信頼性と技術的安定性を再実証する」ために実施されたと明らかにした。

長距離巡航ミサイルは黄海上空に設定された楕円および8字型飛行軌道に沿って1万234秒(約2時間50分)、2000キロを飛行した後、標的に命中したという。同紙は今回の試験発射を通じて「兵器システム全般の正確性と技術的優越性、実戦効率性が完璧に確認された」と主張している。

金総書記は「任意の兵器システムによる無条件的で機動的であり、精密で強力かつ威力ある反撃によって敵を一挙に制圧することのできる徹底した実戦準備態勢を再び立証した」として、試験発射結果に「大満足」を示したという。

北朝鮮による巡航ミサイル発射は、1月25日に長距離巡航ミサイル2発を、8月17日にも巡航ミサイルと推定されるミサイルを、それぞれ発射したとみられる。今月6日に実施した空軍と砲兵部隊の合同演習の際にも、巡航ミサイルを発射したと明らかにしている。

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