2026 年 3月 6日 (金)
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北朝鮮、海上発射の「艦対地」戦略巡航ミサイルを試射…トランプ氏の会談提案には沈黙

過去のミサイル発射の様子(c)news1

北朝鮮は10月29日、ミサイル総局が28日、黄海上で海上発射型の艦対地戦略巡航ミサイルの試験発射を実施したと発表した。朝鮮中央通信は「艦上発射用に改良された巡航ミサイル群は垂直発射され、設定された軌道を約7800秒(2時間10分)にわたり飛行して標的を消滅させた」と報じた。

試験発射にはパク・ジョンチョン(朴正天)中央軍事委員会副委員長、キム・ジョンシク(金正植)党中央軍事委員会委員、チャン・チャンハ(張昌河)ミサイル総局長らのほか、海軍装備部司令官や艦上兵器体系の技術要員らが参観した。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の参観は確認されていない。

パク・ジョンチョン氏は声明で、党の戦略的意図に沿って核戦力の実用化に重要な成果が得られていると強調した。各種の戦略攻撃手段の信頼性と有効性を継続的に試験し、敵にその能力を認識させること自体が戦争抑止力の行使でありより責任ある行為だと述べた。また「国家指導者が強力な攻撃力で担保される抑止力を最も完全な戦争抑止力であり防衛力と定義した」として、核戦闘態勢の不断の鍛錬が責務であると強調した。

今回の試射報道は対外向けの朝鮮中央通信のみで伝えられ、住民向けの労働新聞には掲載されなかった点が注目される。

この試験発射は、トランプ米大統領がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を機にキム総書記との面談意向を表明した直後になされた。現時点で北朝鮮側はトランプ氏の提案に対して「沈黙」を保っている。

(c)news1

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