
北朝鮮は朝鮮労働党第9回大会の6日目を迎え、各部門別の協議を本格化させた。近く最終決定書が採択・公表される見通しだが、対外政策に関する具体的なメッセージは依然として明らかにしていない。
25日付党機関紙「労働新聞」は、部門別の研究および協議会が24日に開かれたと報じた。報道によると、党中央委員会政治局常務委員ら中央指導機関の幹部が、経済・国防・対外・党事業など各分野の協議を指導しているという。
これらは党大会の決定書に盛り込まれる最終文案を部門ごとに調整する過程とみられる。同紙は、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が発表した第8期党中央委員会事業総括報告および重要結論の趣旨に基づき、各部門・単位別の事業方向と計画について討議を深化させたと伝えた。
討議は、党大会が提示した5カ年戦略遂行の総体的目標と原則を社会主義建設全般に具体化するうえで「科学性」と「革新性」を徹底的に保障することに重点を置いて進められたとしている。
とりわけ、基幹工業をはじめとする人民経済各部門で、2021~2025年の第8期期間中に築かれた発展基盤を安定・強化し、段階的な質的発展を実現するための具体策が討議されたと強調した。また、重要プロジェクトの技術改修・近代化工事や、首都建設および地方発展政策関連事業を力強く推進するため、各部門が歩調を合わせる実務的対策も協議されたという。
討議の結果は「党大会決定書草案作成委員会」に集約されていると伝えたが、対外政策の方向性に関する内容については一切触れていない。
北朝鮮は今後、党大会の最終決定書を確定・公表した後、軍事パレードなどの記念行事を実施する可能性があるとみられる。
(c)news1