韓国・釜山(プサン)のあるマンションで16日、60代の男性が野犬2匹に襲われる事故が発生した。
放送局KNNによると、男性は飼い犬を散歩中に野犬に襲われ、けがをした。防犯カメラには、野犬が男性に襲いかかる様子が映っており、飼い犬を抱えて防ごうとした男性の腕と足にきみついた。
野犬は逃げる男性を追い掛け、アパートの内部に侵入した。男性が立ち去った後も野犬はしばらく周辺をうろついていた。
腕を2針縫う裂傷を負った男性は「一匹が2メートルほどジャンプして襲いかかってきた。その間にもう一匹が脚をかんだ。この世の終わりかと思った」と語った。
男性は「高齢者や子どもたちがこのような危険な犬に遭遇すると大変なことになる」と懸念を示した。
野犬2匹は事故当日、消防当局によって捕獲され、動物保護施設に移送された。釜山では今年1月22日に20代男性が犬にかまれ、顔を50針縫うけがをした。
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