2024 年 12月 23日 (月)
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処理水放出・文在寅政権「反対しない」だった→辞めたら「反対」という“変身”ぶり

ムン・ジェイン(文在寅)前大統領とハ・テギョン(河泰慶)国民の力議員(文在寅SNSキャプチャー)(c)news1

東京電力福島第1原発の処理水放出をめぐり、韓国のムン・ジェイン(文在寅)前大統領と与党「国民の力」のハ・テギョン(河泰慶)議員がSNSで舌戦を繰り広げた。ハ議員から「海洋放出に賛成していた」と指摘されたムン氏が「私は反対する」と強く反発すると、ハ議員が再び「その時は正しいと言い、今は間違っていると言うのか」と返したのだ。

8月24日午後、口火を切ったのはハ議員だった。「ムン前大統領は日本が汚染処理水を放流しても韓国の海には影響が事実上ないことをご存じだろうし、当時の外相はIAEAの結論に従うと言った」とし、「(ムン氏の所属政党である野党の)『共に民主党』と異なる反応を見せている」と主張した。

これを受けてムン氏は「私は日本の放射能汚染水放流に反対し、この問題に対する政府の対応が非常に間違っていると思う」と日本政府の対応とユン・ソンニョル(尹錫悦)現政権を批判した。

これを知ったハ議員は再びSNSで「大統領時代のムン・ジェインと退任したムン・ジェイン前大統領は別人なのか」と批判を浴びせた。

ハ議員は「ムン・ジェイン政権当時の2021年4月19日、チョン・ウィヨン(鄭義溶)外相は国会質疑で海洋放出に対して『IAEA基準に合う適合性手続きによってできるなら、あえて反対することはない』と述べ、カン・ギョンファ(康京和)外相は2020年10月26日の国会国政監査で『放流計画は日本の主権的決定事項』と述べた」と主張の根拠を挙げた。

そのうえで「これがムン政権の公式回答であり政策だった」と指摘したうえ「たとえ退任しても対外政策に対する一貫性は守らなければならない」と批判を強めた。

(c)news1

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