2025 年 9月 4日 (木)
ホーム経済流通冷麺1杯が1800円超…韓国の定番料理が“ぜいたく品”に、物価高が庶民直撃

冷麺1杯が1800円超…韓国の定番料理が“ぜいたく品”に、物価高が庶民直撃

(c)NEWSIS/MONEYTODAY

冷麺やサムゲタンといった韓国の定番料理が値上がりし、庶民の家計を圧迫している。

韓国消費者院の価格情報サイトによると、ソウル市内での冷麺の平均価格は7月に1万2423ウォン(約1321円)と、6月より154ウォン(約16円)上昇。4月から毎月値上がりしている。

サムゲタンも同様に値上がりが止まらず、7月は1万7923ウォン(約1906円)と6月より269ウォン(約29円)上昇。2017年の1万4000ウォン(約1490円)から8年間で約6000ウォン(約638円)上昇している。

有名店では冷麺1杯が1万7000~1万8000ウォン(約1809~約1915円)に達し、サムゲタン専門店では基本メニューがすでに2万ウォン台(約2128円以上)。トッピングを加えればさらに高額となる。

この傾向は他の人気メニューにも及んでおり、サムギョプサルは7月に2万639ウォン(約2199円)、ビビンバは1万1538ウォン(約1229円)、キムチチゲ定食も8577ウォン(約912円)と軒並み上昇している。

ネット上では「庶民の食事がぜいたく品に変わった」「外ではもう冷麺もサムゲタンも食べない」と不満の声が広がっている。物価高は今後も続くとの見方が強い。

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