サムスン電子が世界最大の家電市場の一つである米国で、ビスポーク(bespoke=顧客の志向を反映した製品)家電を本格的に拡大する。
サムスン電子は今年第1四半期に米国市場に1ドア、上が冷蔵・下が冷凍の4ドアタイプのビスポーク冷蔵庫を公開し、現地で好評を博した。続いて、2022年第1四半期にはフレンチドア(観音開き)4ドア▽3ドア▽タッチスクリーンがあるファミリーハブ冷蔵庫――の3つのモデルを追加で発売すると30日明らかにした。
今年は「あなたのための、あなたによる冷蔵庫をデザイン」(Designed for you、by you)というコンセプトでビスポーク冷蔵庫を米国市場に公開した。2年目の来年は、現地で最も人気のある大容量モデルを拡大し、ビスポーク冷蔵庫の大衆化を図る計画だ。
米市場では今年、サムスン電子がビスポークコンセプトを生かして、星条旗の模様を付けた限定版「ビスポーク4ドア冷蔵庫」を米独立記念日(7月4日)前後に製作、販売して口コミで広まった。
米市場に新たに導入する4ドアフレンチドアと3ドアタイプのビスポーク冷蔵庫は、お好みで取り替えられるドアパネルと、国内外で好評の冷却技術、利便性を大幅に搭載した製品だ。
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