ソウル高裁は、性的暴行犯罪の処罰等に関する特例法違反(住居侵入強姦)などの罪に問われた45歳の男性被告に1審と同じ懲役15年を言い渡した。20年間の電子監視装置の着用も命じた。
判決によると、被告は今年1月、地下鉄駅から見ず知らずの女性の後をつけ、女性宅に押し入って強姦した。
被告は過去にも未成年者に対する性犯罪で3度の実刑判決を受けており、2016年には同法違反の罪で懲役8年が確定。2023年8月に出所していた。
被告と検察がそれぞれ量刑を不服として控訴したが、高裁は被告の年齢や犯行手段、動機、前科、犯行後の状況などを踏まえて「1審判決が不当とはいえない」と結論付けた。
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